産業医業務

occupation国立大学法人化に伴い、京都大学にも産業医が置かれるようになりました。産業医は労働安全衛生法に規定された法的存在で、職員の労働衛生管理に関わり、職場巡視を行ったり衛生委員会へ出席するほか、作業環境管理・作業管理・健康管理などに関して事業者に勧告する権限を持っています。

環境安全保健機構健康管理部門に所属する医師は歴史的経緯から「学校医」ともいうべきもので、学校保健安全法に基づき、疾病の予防措置など学生の健康管理を担当しています。

このように環境安全保健機構健康管理部門に所属する医師と産業医は同一ではありませんが、本学では環境安全保健機構健康管理部門が健康診断など職員の健康管理に係る専門的業務を行う立場にあることから、全ての常勤医師が兼ねて産業医に選任されています。これは他の多くの国立大学法人でも同様です。

 

 

産業医グループ

環境安全保健機構 健康管理部門/健康科学センター所属

川村 孝 (総括産業医)

健康科学センター長、教授、内科

労働衛生コンサルタント、日本産業衛生学会指導医(社会医学系指導医)

石見 拓 (宇治事業場・専属)

健康管理部門長、教授、内科

社会医学系指導医

武本 一美 (桂事業場・専属)

准教授、神経科

阪上 優(吉田事業場・専属) 

准教授、神経科

社会医学系指導医

上床 輝久 (吉田事業場)

助教、神経科

産業保健法学研究会認定メンタルヘルス法務主任者

岡林 里枝 (大津事業場)

助教、内科

社会医学系指導医

松崎 慶一 (犬山事業場)

助教、内科

小林 大介 (病院事業場・専属)

助教、内科

社会医学系指導医

原子炉実験所 原子力基礎科学研究本部 放射線安全管理分野所属

木梨 友子 (熊取事業場)

准教授、内科

 

 

産業医業務

過重労働面接

過重労働面接(長時間労働者に対する医師による面接指導)は、時間外労働が月100時間を超え、疲労の蓄積が認められる職員に実施され、自ら申し出ることが医師による面接の要件になっています。

時間外労働が月80時間を超え、疲労の蓄積が認められた場合も、自ら申し出ることによって面接指導あるいはそれに準じる措置によって健康状態を把握することが求められています。

また、時間外労働が月45時間を超える職員は状況に応じて面接指導等を実施することが求められています。

医師(産業医、または本人が希望する医師)による面接指導を受ける場合、事前に所属長の承認を得れば、面接指導に要する時間について職務専念義務が免除されます。ただし本人が希望する医師に面接指導を受けた場合にかかる費用は自己負担です

面接指導後の判定結果とその対応について、産業医による面接指導を受けた場合には、職員の個人情報・プライバシーに十分配慮した上で産業医より所属部局に対 し、当該職員の健康保持に必要な措置等について文書により意見を述べます。面接指導の結果記録そのものについては、守秘義務の対象であり正当な理由なく開示されることはありません。なお本人が希望する医師の面接指導を受けた場合には、当該職員の健康保持に必要な措置等について、面接医師による文書を所属部局に提出する必要があります。

一般に、産業医の選任されている事業場においては、面接指導を行う「医師」として産業医が念頭におかれています。京都大学は複数の事業場に分かれてはいても一体的であり、医師の専門性を優先する方が望ましい場合もあることから、状況に応じて当該事業場産業医以外の健康管理部門の医師(殆どは他事業場の産業医)が面接指導を行い、その結果を踏まえて当該事業場産業医が所属部局に対し意見を述べることもあります。

 

過重労働等に関するセルフチェック用WEB調査システム

過重労働等に関するセルフチェック・医師面接指導用のWEB調査システム へは、学内もしくはKUINS-PPTPからアクセス可能です。

過去2か月間の時間外労働ならびに最近の精神的健康度に関する設問に、匿名でご回答いただきます。一定以上の所見があった場合は、健康障害予防のための医師面接指導を受けるよう勧奨される仕組みになっています。

裁量労働下の教員、大学と雇用関係のない学生・研究員の方も、ご自分の労働負荷について適宜チェックされるようお勧めします。

  • セルフチェックを実施する場合は、ログイン時にアカウント名を「guest」と入力して下さい。(パスワード不要)
  • 部局からアカウント名及びパスワードを発行されている場合は、それぞれを入力してください。

ストレスチェック

https://www.hoken.kyoto-u.ac.jp/local/sc/ (学内限定)

 ストレスチェック制度は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、職場における疾病の発生防止を目的としています。

 

対象者:京都大学が雇用する教職員(5月1日付在職者)のうち1週間の勤務時間が20時間以上で社会保険加入者 ※派遣労働者の方は、原則として対象外といたします。

 

受検:法律で義務づけられた検査であり、ほぼ全員が受けないと組織レベルの評価ができませんので、特別な事情がない限り受検していただくようお願いいたします。

 

実施方法:原則として勤務時間内に、上記の学内サイトにアクセスし、掲載されている57問の質問に対して4者択一方式にて回答していただきます。諸事情により、ウェブ上での回答が困難な方は、筆記にてご回答いただくことも可能です。また、心身の障害等にて回答が困難な方は、各部局の健康管理担当あるいはストレスチェック窓口までご相談下さい。

 

ストレスチェックの57項目の質問票の回答結果により高ストレスが疑われる場合、カウンセラー等による面談の機会を提供します。この両者を総合して高ストレスの判定をいたします。
結果の閲覧期間:ストレスチェックの結果が閲覧できる期間は、受検期間の開始日から30日間です。結果については、必ず各自で印刷して保管して下さい。

 

結果の取扱いについて:ご回答いただいた個人のストレスチェックの結果情報は、個人の健康管理を目的として産業医・看護師・カウンセラーのみが取り扱い、必要に応じてカウンセラー面接および産業医面接指導推奨のご連絡を個別に差し上げます。個人の回答内容は本人の同意なしに各職場の管理者などに伝えられることはありません。

 

 

産業保健情報

健康・安全に業務を行う上で参考となる情報を掲載しています。

 

お問い合わせ

環境安全保健機構健康管理部門 産業医担当 075-753-2420