健康診断における尿潜血持続陽性例の腎機能についての検討

健康診断で行われている検尿は腎疾患の早期発見・早期治療介入に有用ですが、持続する尿潜血陽性についてどう対応するべきか明確には定まっていません。そこで、本研究では京都工場保健会の健診受診者を対象に、健康診断および二次スクリーニングのデータを集め、健康診断における尿潜血の陽性率、年次推移、尿沈渣所見、腎機能などを調べ、「持続する尿潜血陽性の腎機能」を調べることを目的とします。

 

調査の対象者は2008年1月~2018年3月に京都工場保健会における健康診断および人間ドックを受検された方です。この方々の健康診断で測定されたデータから年齢、性別、尿所見(尿蛋白、尿潜血)、血液検査(血清クレアチニンなど)、既往歴などを取得し、年毎の有所見率、尿所見異常と腎機能の年次推移などを調査します。なお、研究計画書および研究の方法に関する資料は下記の問い合わせ先より入手閲覧することが可能です。

 

個人が特定できる部分を削除するため個々のデータが誰のものか全くわからない状態となり、対象者のプライバシーが侵害されることはなく、また「個人情報の保護に関する法律」「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」ならびに「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」に抵触することもありません。なお、本研究は京都大学医学研究科・医学部附属病院 医の倫理委員会および京都工場保健会倫理委員会の承認を受けて実施されています。

 

本研究の対象者の方は、データ確定までの期間、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。

 

健康診断における検尿や血液検査の基礎データを科学的に収集し陽性率、年次推移、尿沈渣所見、腎機能などを調べることで、「持続する尿潜血陽性の腎機能を考慮した健診結果の解釈」が確立される可能性があります。

ご理解とご協力をお願いいたします。

 

2019年7月11日

「健康診断における尿潜血持続陽性例の腎機能についての検討」

研究代表者 京都大学環境安全保健機構 附属健康科学センター 松崎 慶一

副代表者 京都大学医学研究科社会健康医学専攻 予防医療学教室 石田 真美

連絡先:(メール) matsuzaki.keiichi.4v@kyoto-u.ac.jp

(電話)075-753-2435

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