健康診断における尿所見の有所見率と継続割合の検討

健康診断における尿所見の有所見率と継続割合の検討

 健康診断で行われている検尿は腎疾患の早期発見・早期治療介入に有用ですが、偽陽性(実際には疾患がないのに検査が陽性になってしまう)が多く、その年の健診結果だけでは解釈が困難なことがあります。本研究では京都大学の学生と職員を対象に、健康診断および二次スクリーニングのデータを集め、健康診断における尿検査の陽性率、年次推移、尿沈渣所見などを調べ、「年次推移を考慮した健診結果の解釈」を可能とする基礎データの収集を目的とします。

 調査の対象者は2011年~2016年に京都大学における定期健康診断を受検された方です。この方々の健康診断で測定されたデータから年齢、性別、尿所見(尿糖、尿蛋白、尿潜血)、既往歴などを取得し、年毎の有所見率、尿所見異常の継続割合、年次推移などを調査します。なお、研究計画書および研究の方法に関する資料は下記の問い合わせ先より入手閲覧することが可能です。

 個人が特定できる部分を削除するため個々のデータが誰のものか全くわからない状態となり、対象者のプライバシーが侵害されることはなく、また「個人情報の保護に関する法律」「独立行政法 人等の保有する個人情報の保護に関する法律」ならびに「人を対象とした医学系研究に関する 倫理指針」に抵触することもありません。なお、本研究は京都大学医学研究科・医学部附属病院 医の倫理委員会の承認を受けて実施されています。

 本研究の対象者の方は、データ確定までの期間、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。

 健康診断における検尿の基礎データを科学的に収集し陽性率、年次推移、尿沈渣所見などを調べることで、「年次推移を考慮した健診結果の解釈」が確立される可能性があります。
ご理解とご協力をお願いいたします。

平成31年3月25日
「健康診断における尿所見の有所見率と継続割合の検討」
代表者 京都大学環境安全保健機構附属健康科学センター 松崎 慶一
連絡先:(メール)
matsuzaki.keiichi.4v@kyoto-u.ac.jp
(電話)075-753-2435

 

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